2004年版

04/12/19
「なんとなく今年は最後のフィッシングトリップになりそうな気配?」
きっと今だ神ノ島東側に居るに違いないと思いつつ、神ノ島に進路向ける。だが、この時点で、既に大王崎の沖では秋刀魚の群れを追いかける青物が....。
AM6:50分、水深50m。曇り、北風少々、やや澄み潮。やはり、数は少なくなったがテンテン船もいる。が、水温計を見ると19℃近くまで、またもや上昇している。「チョット渋いかな...?」
今年、黒潮は200マイル離れれるは、この季節になっても水温は高いは...へんね?!そのせいで、僕の大好きなゲームフィッシュ"ホウボウ"が全く釣れなくて少々落胆気味。
やはり午前中何をしても何も当らず。まったくの状態。その間ミヨシに居る瀬畑氏はJigをふたつもなくす有様。大南氏はJigローテンションをめまぐるしくするも、まったく。水深40m〜60mまでを何度もトレースするも、まったく!「フィッシュファインダーには、時々鯵らしきベイトが映るのですが?」と言った僕。瀬畑氏に、僕のツルジグ鯵カラー使って、と手渡した。このJIGが、今年最後の幸運のJigになろうとは...?
彼のスピングッタックルには、少しヘビーかもしれない150g。が、ワンホール目⇒ジャカ巻一発。「ヒットォォォ!?」瀬畑氏、薄笑いを浮かべ「イナダぽいよ?」「そう、どうも引きが小さい。」と言いつつPE3号&スピニングタックルでのファイトは面白そうなのだが.....あ.あ.あ!突然猛烈に走り出した!瀬畑氏のTWINPOWER6000のスプールが容赦なく滑り出した。「ヤバイ!」「こっ、これデカイよ!」と顔面蒼白!スプールから、再度40m近くラインが出た。魚が左へ動いた。瀬畑氏、必至で魚について行く。既にバウからスターンまで来た時、ロッドがグィーンと撓る!「重い!!!」クランクすれど、再度またラインを引き出すドッグファイトね!
「彼のロッド、柔らかめだったので、ヒットした当初、魚も針がかりしているとは思っていなかったかも?」
スターンに来て、15分近く経っただろうか?やっと姿が見えてきた。まぎれもない鰤ぃぃぃです。モスグリーの巨体がくねる、胸鰭の銀色が、ピッシ!っと光る。船縁から見ると、なんとも太ってる。
やっと観念したのか、頭を此方に向け最後はスムーズにランディングネットに。
で、ネットに入いった鰤を見てビックリ!『まるで小錦??』サイズこそ90cm9kg弱ですが、腹回りは15kgクラスと、二度ビックリ!でした。
それでですね、何故?ヒットしたかを落ち着いて、記憶をたどり分析してみると、この時「AM11時前」神ノ島南側水深60mの水温が急に18.4度になった事。ベイト(ひよっとして秋刀魚の群れ反応?)反応がやたら濃くなった事。でもJigは鯵カラー??ぐらいかなぁ?
「そうそう、もう1匹青物、見つけたのですが....。」
で、この後同じ場所で煮付け最高魚"チカメキントキ"43cmを大南氏GET!JIGは、スキルモスグリーンアルミ鯵カラー160gでした。
それから、この日、昼からおかしい事に海の色がコバルトブルーに変り、水温が突然20℃に。そう黒潮の反転流が神ノ島まで来たのです。これで三度ビックリ!その後はまったく食わず、これで、今年のフィッシングトリップも終り。でした。
で、今年も最後に"とり"の「鰤」ですので、海の神ポセイドンに『深甚の感謝』をここに。
そうそう、この「鰤」の胃からサンマが出て来たそうですよ!
それと瀬畑氏から、「ヘンリーさん"
鰤トロ"最高でした。とよ!」「喰いてぇぇぇ!」では、2005年にまた。

                 



04/12/12・16
安乗で11月末に、なんと「鰤.ワラサ」が1万匹も捕れたと聞きつつ、僕は体調不良でキャンセルに次ぐキャンセルで、本日までフィッシングトリップはおあずけ。「なんか青物が現われる頃、健弱になるのよねぇ」年、てか?
さて、今回のチャーターは、ここんとこパラオで、GTを追いかけていたセプテムチームが、ソロソロ青物やね〜
と、参上。
いまだ神ノ島東側に、青物が集まってるとの事で神ノ島へ。
晴。北風も弱く、潮も東側(麦崎〜神ノ島南)の瀬伝いに飛び、なかなかの好条件。周りにはテンテン船も多く期待膨らむ。水温19度。少々船が多く、ややプレッシャーがかかっているのか?
フィッシュファインダーには濁りやベイト反応あるもヒットに至らず。しかし、AM9時過ぎ少し船の数が減って、水深55mの瀬を通過する時、全員に(2人やけど)瀬を通過するまでは早引きジャークで。瀬の頂点を過ぎたらスローでと指示。
「これがビンゴ!」スターンに居た藤澤君(ヒラジグラ赤金)にガァーン!と強烈なアタリ!と共に一気に40〜50mラインを引き出す!「やっぱきたぁぁ!」全員のアドレナリンが「ギギギ‐ン!」が、その直後、「バッシ!」という音と共にラインテンションが抜ける!「あいた!バラシや」と。
やはり、この瀬でうろうろしてたのが、突然!来たって感じでしたが。バイトは「ワラサ」以上との事。『逃がした魚は大きい??』
で、時計を見ると、もう昼前&潮止り。風も弱くなり、「ゆっくりドリフトさせとくはと」伝へ、ブレイク。
でも、なんとか”おかず”釣らなとフィッシュファインダーを覗いてると、やはり同じ場所にベイト(小鯵)反応が。と、休んでた藤澤君が、緑金のJIGを取り出し、シャクリだし一投目。「ウウーン」なんか来てる?テップ
がゴンゴンしてる?が、クランクし始めると生態反応薄れる!で、釣れたのは底物高級魚、カッパ(ホウキハタ)44cm1.2kg。『上等です!』
かくして、その後もガシラ28cm〜23cmをも、相棒の山ちゃんがGet!最後に、黒森の漁礁(水深80m)で、真鯛45cm1.5kgを。
「青物、獲れなっかたけど高級鍋魚で良し!」の巻。
”セプテムチーム”リベンジありとの事。でっせ?

そして4日後(16日)鰤男?ヤッパリ本年の"初鰤"を釣る。の巻。
晴。ベタ凪、水温が17度台まで下がってる。やはり鰤男のせいか?潮も前回と同じ様に飛び、やや澄み潮に。それにテンテン船も少なく、プレッシャー少ないかも?ただテンテン船が引いてる位置より、今日は少しインサイド(水深40m〜50m)に照準を合わせドリフト開始。
テンテン船の群れを過ぎ、やや神ノ島に近づくのだが相変わらず水面を切るPEラインのチュバチュバ音のみ。が、その時ヒット!「坂田氏1発目!」WGJ53SL+オシアNR1500ライトタックルがブルンブルン振るう!ロッドは、もう殆ど”オジギ”状態!坂田氏「よく引くけど軽い?!」ファイティグポジション変えずワラサ3kgクラスをGet!
坂田氏「朝一、潮が少し茶色っぽく見えたのでシーフラワーのBK80gを使ったとの事」微妙な魚の保護色?と見抜いたのだろうか?
すると、これが今日の当りルアーに!そして、再度ヒッ
トポジションに船を戻すと同時に、またもや坂田氏ヒット!「今度は大きいかなって?」結構、やり取りを楽しんでいる。少々時間をかけ5kgクラスのワラサをGet!今日はアフロヘアーの坂田氏、一人勝ち・・・かな?
AM9時「無駄な殺生やりたくないが、今日は数出るかな?」と思ったら、案の定ピタリとくい喰いが止った。「こんなもんね!」Mrポセイドン。その後も、このドリフトラインは根がかりの多いこと、多いこと。皆んなでJIG5個はなくす有様。
チョット一息、て感じでドリフトを長めにし、神ノ島南西側まで流す。正午ジャスト。「ここから起す鰤男の偉業。もう止められません。」
「もう一度潮上に行きま〜す。」と言って神ノ島の真南(水深60m)にさしかかった時、フィッシュファインダーに赤点くっきり?「これは鯛やな?」と判断。「鯛」居ますのでやってください。とガバナーをニュートラルに。静かにナニロア丸が惰性を止める。ベタ凪&無風なので、なんと船が一回転。と、その時スターンに居た茂平氏「ウウ〜ン?根がかりかな?」とか言ってる?すかさず彼のJIGONE572のロッドテップを見ていると「グイーングイーン」と時折ロッドテップが撓り、またスウート浮く。さらに撓ると同時に、
ソルティガZ20のスプールからラインがどんどん出てるやんけ!「これ、デカイ!」と判断。全員にウォークラウンドすると告げ、Jigの回収をと。
さぁ、そこから20分、茂平氏船の中を殆ど一周?反対側の胴に近づいた時、あのオリーブグリーンの背がグンと威張った。誰かが「鰤やぁぁぁぁ!」と叫んだ。お!お!「今年一番のサイズ!」「僕の背中が凍りつく。」「魚は憤怒の息を吐き右へ左へ」きっと茂平氏は身震いするようなエクスタシーを感じているのだろが..... 。この威風堂々な、今年の初鰤をランディングしなくては。「既にかなりの時間が経っているので針穴も...。」
"
Yellow bull"は相変わらず水面下1m辺りを左右に悠々と泳ぐ。その度に茂平氏の二の腕はブルブルと振るえる。限界が近いと読んだ僕は船縁から身を乗り出しランディングネット沈める作戦に。「ゆっくりと頭を此方へと」小声で...。
「入いったぁぁぁぁ!!」遂に今年の初鰤をGet!茂平さんワナ、ワナ。皆はギミファイブ!です。鰤男茂平氏、今年も一番で鰤を釣る。
この鰤、少々小振りサイズで88cm7.8kg。JigはツルジグVブルーホロ120gでしたよ。「茂平さんて何時もブルーで釣るのよね?」
そうそう鰤の腹の中から10cmほどの鯵が出て来ましたよ。愈愈、鰤の季節かなぁ。


    12/12  12/16


04/11/02・05・18
今の所青物、黒森の沖に居座ってるので、「行くベー」と浜島の学君、久しぶりのチャーター。
晴。やや北西の風。水温22度。黒森沖水深40m(やや濁り)から、やや神ノ島へのドリフト開始。と、その直後(越賀沖)スピニングタックルでジャカジャヤカ巻をしていた学君2投目でヒット!さらに、続いてまたヒット??
どうなってるの?と相棒の吉村君、唖然!
学君ニタニタしながら、「ピンクゴールド120g(無名)ようアタルねん」とそれだけ???朝6時からの朝一ジギングタイムは、学君のテク勝ち?それで8時の潮止りに入ったので休憩する始末。ちなみにイナダ大きくなって2.5kg〜3kgですは。
同じカラーにしてジグってる吉村氏には全くです。「不思議ねぇ?」と思いきや、この日の学君は「運・勘・根」の三種の神器を持っていた?
この後、モーニングブレイクの後、一度は神ノ島に行こうとしたのですが、ふと見ると、黒森沖に何んやら船が集まり出した。あっ、これは青物のナブラやと察し、全速力で黒森沖へ、波切の遊星丸も居ますよ。
AM10:30潮も動き出した。風はやや弱めの西。二人ともコンセントレーションを高めスイング。水深50m。と、また学君ヒット!しかし、あまり引かない。最初のゴンゴンで止った。「青物やないで」で、釣れたのは、高級魚真ハタです。それも55cm2.8kgもある。(ハオリ黒金100g)でぇ、同じラインをトレースするものだから学君、また釣った。今度は少々小振りの真ハタ33cm。その後もBIGホウボウ42cmをもGet!相棒の吉村氏、脱帽ですね。
この日もベイトの真鰯がわりと船についてました。ベイト多いよ。

04/11/05
その情報を聞きつけて大南氏+神原一実さん登場。
が、この日はかなり澄み潮。4日前と同じ黒森沖水深50mを。ただし鰯のナブラは其処彼処に見える。がテンテン船は、越賀前の浅い所に居る。「少し不安」。
が、その不安も神原さんの一撃で吹っ飛ぶ!
鰯のナブラが近づいた時、間髪をいれず喰らわす!ヒットォォォ!{結構やるやん」テップの動きを見てるとブルブルブルが止らない!「まさか鯖か?」そのわりに、かなりラインを引きこんでいく。来た!ランディングネットに入ったのは(49cm2.3kg)もあるヨコワ!です。(アイルメタルCS110g赤金)「旨いぞ!」
ですが、この日は、この後全くなんにもヒットせず。昼過ぎ、静々と神ノ島南へ。が、ここ水深60mで大南氏、回遊魚殺し「ロールウェービングアクションのスリムロング195gピンクホロ」斜め引きで念願のヨコワ(48cm)をヒット!それまで険しかった顔は安堵の表情に。
と、この日もここまで、やっぱ、結構渋いよね?



  11/2 11/5


04/10/28

 27日夜、大南氏から電話が入り、翌28日「居るかなぁ」と思いつつ大王崎へ。
「大潮です。」AM6:00大王島を西に見ながら東に伸びる瀬を横切り、水深40mからの瀬を通過。50m辺り、やや瀬が平らになった所に赤点反応がフィッシュファインダーに。「居るな。」風は、やや北。しかし、潮が東からなので波が立つ、ラフコンデッション。水温21.2度。案の定濁り潮。「果たして、この朝一の赤点一発!来るか?」
大南さん、かなりのライトタックルで120gのジグを落とす。「底取りは、2回が限界みたい。」一度目のドリフト、潮が飛んでるので早々と水深70mまで流される。そして2度目、全く同じラインを水深55mからドリフトし始める。水深42m、瀬の手前まで来た時、大南さん、小声で「ヒットォ!」3ozロッドのティップが真っ直ぐ伸びてる。「大きいなぁ!」大南さんにポンピングを、もう少しスローにと言ってラインの確認を。"PE3号+50lb"「これは取れる」と直感!Jigは、大南さんお気に入りの「サクリファイズ120g.鯵」
潮の飛びもあって、結構引く!引く!ライン出ずっぱり!ちょっと針がかりが気になる。というのも、過去イナダは多くGetしているものの、去年鰤クラスをヒット! が、横走りされ対応できず逃してるだけに・・・・。そこで、少々時間をかけ、弱らそうと判断。針が"
ガッチリ"かかっている事を願って、無理をせず。しかし、5分ほど経つと、わりと素直に、頭をこちらに向け出した。「いけるぞぉ!」「浮いた!」「ネットに入いった!」「やった!」「2年越しのワラサGet」です。 写真の顏、見てやってください。
その後も、青物の当たり2回ほどあり。しかしGetしたのは、1.4mのヤガラ&ガシラでした。
ともかくJigingを始めて2年目、待望のワラサ(71cm4.4kg)をGet! 次の狙いは、手強い手強い鰤、だそうです。
それから潮飛んでる時、根がかり必至の大王崎では、Jig無くすよ。実際に、この日トタールよ4個も無くしたもんね。
でも、めでたし、めでたしの巻。
それから、ヤガラねぇ刺身もメッチャ旨いねんけど、鍋も最高の贅沢、白身ぷりぷり。それとヤガラって肝臓の薬になるの知ってる?
そうそう、この日和具でもワラサ少々ヒットしていたそうです。『やっぱ大潮か?』

        10/28


04/10/17
青物の臭いがしだしたのか、久しぶりにメンバーの小田君ひきいるNewメンバー登場。しかしその中に葉恐るべき[武器!]を持った人?現る。
晴れ。早朝はやや北風強く、潮も飛んでいて良いコンディション。しかしこのメンバーの中に、又も初めてのジギングを経験する方が居て、その人の世話やきで、僕はやや忙しい朝。
水温23℃。これでも青物臭いするのか? いつもの様にAM6:00、黒森沖からのドリフト開始。水深40.50mとドリフトして行くもなかなかヒットせず。ワラサ潮ではないが適度な濁りあり。時折ですがフィッシュファインダーにベイトの反応もあり、鳥も少々は飛んでいるのだが・・・・。
が、そんな時、先ほどからジィージィーと騒々しくクランク音を鳴らし、その[武器]を持った人が、ヒットォォォォ!と、叫んだ!ラインはかなり出ている。が、悠然とジィーーーーです。時々ボタンを押すのを辞め、ポンピングし、又ボタンを押す。の繰り返しをしてる。
で、楽々とGetしたのはプリプリのヨコワ50cm2.8kg。そう、彼は「電動ジギング」していたのです。
一同「釣れるんやなぁ」と唖然?僕も最初はええんかなぁ、と思っていたのですが・・・。体力の無い人には、ええんやない??
ちなみに仕様はベイトロッド+シーボーグ205?やったと思います。いやぁ〜、ロッドスイング&クランクボタンを押すタイミング。その使い方「匠」でしたよ。これで「全自動巻上げ速度調節」が、備わったら?遂に電動Jiging
登場か!
これを持ちこんだ藤木学君に注目。なぜなら、その後もイナダを
釣る!です。
その後、黒森沖の潮時も終わり、北西から東に風が変わってきたのと、潮止りが13:37分なので「もう少しやれるねと」神ノ島へ。
行ってみると、居る居るテンテン船。僕達も神ノ島南側・水深35mからJigを落とし始める。と、その時スターンの方の水面で”ウニュ”っと動くものが、とっさに僕は青物のスクールと判断、皆にクランク速度を落とす様に指示。「きっと大きいのはジグが揺ら揺らしてる方が喰う!!」水深が40m以下なので根がかりせぬよう、さらに出来る限り船からジグを離すようにと・・・・。 その途端、胴に居た松林景子さんにドスン!ビンゴです。他のメンバーもしきりに誘うが、ヒットしたのはこの一匹。オシアナ1500NRを使ってるせいか、重い、重いと云いつつ相手が引く時はドラッグを滑らし、寄るときはロッドをリフトしクランクする技。彼女も結構「匠」?その相手はワラサ、少し大きく73cm4.7kgをGet!「やるじゃん!」と熱い視線を浴びながら淡々と、さらに2kgクラスのイナダを。『男性人チョットへこむ』
で、潮止まりでもあり、ま、ワラサ一匹釣ったんやからと一息。
そうこうしてるうちに神ノ島東側が賑わい出した。青物出たなぁ?「出て来たみたい」と皆に告げ、先ほどのラインよりさらに東へ。しかし皆が集まってる所より、やや距離を置き水深45mから神の島の瀬へ向けてドリフト、時々赤丸横長点のイナダクラスの反応がファインダーに出ると共にイナダはヒット!「きっとワラサはプレッシャーの無い外に居る」と信じドリフト続け何度目だったろうか?水深35mを切り後方に鯵釣船に近づいた時、ファインダーに赤丸が!「来るよ来るよ!」しかし、どのロッドもしならず。「う〜ん駄目か?」そう思った時、Jiging初めての武内伸晃君フォール&根がかりかぁ〜?いやティップがグィーングィーンとしなってる!ドラッグがギンギンに締ってる!大変! そこで僕は、まるで忍者の様にフライブリッジから飛び降り、武内君のツインパワー8000のドラッグを緩める。しかし武内君初めてなのでメチャクチャ巻く巻く。「早過ぎる〜う」といって少し興奮を沈めるが、相手が走るもんだから今度は隣の小田君とラインがタングリング! ”ああ〜”と思いつつ「ええぃ」っと!クランクさせる。と言うのも既に真後ろに錨を打った鯵釣船が迫ってるので、どうしょうも無くラインがタングリングしたままランディングへ。
いや〜スリリング!でした。初めてのジギングでワラサ4.5kgは上出来やと写真撮影ですわ。とりあえず皆からは、「ようやったのぅ」お褒めを。その後もイナダを少し釣り、皆さん休憩途の事で。「まあ、今日は大忙しの日」と思いつつ、皆が休んでる間に僕も、とピンクホロのジグをシャクリだし3回目かな?ホールの途中プルプルとラインがふけた途端、ピューン〜!とラインが50m以上持って行かれ、さらにグングン潜り、ロッドもろともミヨシの先までダッシュ!しかし止らず!PEラインが、ガイド擦るあの音が無気味に鳴り響く!デカイぞ〜お!? と気合を入れ一進一退のやり取りをすれども、全然。「まず青物であれば昨年逃がした15kgオーバー。神ノ島沖水深50mなんで、ひょっとして10kgオーバーのカンパチ。」
時間にして、もう既に20分以上経過。なんやろ?「PE2号では、もたんね」と言いつつ、なんとか頭をこちらに向け30分。やや濁り潮から姿を現したスピーシーズは体長1.5mはある!背中の色は、やや薄いこげ茶!カンパチや!とっ誰もが叫んだぁ!!!す、す、凄いと皆ビビってる!これは捕らないかんと、僕も必死! やっと走るの辞めたぁぁl!来たぁぁ! と現れたのは、、、本当に15kgはあるスピーシーズです。
皆さん、ヤバイのでのけぞる? そうなんですよ、鮫なんですよ、チャンチャン!「鼻がとんがり、口が内側にあったのでヤバイ奴です」
てなわけで、この日は本当に大騒ぎの1日でした。
最後、使用ルアーは、コモジグ120gグリ-ホロ&赤金.ザウルス鰯150g.シーフラワBKホロ80g.BF-Jig130g鰯ホロでした。「ああ疲れた!」

                 


04/10/14
Jigingを初めて、はや2年。初の青物Get!の神谷さん、「やる気満々」でフィッシングトリップへ。
はたして柳の下に鯲は2匹居るのやら?それが....居たのです。とびっきりの奴が!
晴れ。朝一少し北西の風強く。水温23.6度、濁り潮。いつもの様に黒森をAM6:00前に交わし水深30mからドリフト開始。殆ど神ノ島の頂点に向かって一直線。「濁ってるからええな」と言いつつ釣れるはエソ&鯖河豚ばかり。けっこうテンテン漁師居るのにアカン!ファインダーにもベイトの反応しきりに出るのですが....? 神谷さん、僕、「エソでも釣れれば」途の事。そうですね”我利我利”しないほうが.....。
そうや
、北西の風吹いてるんやから、きっとベイトは瀬の潮下に居るよ。急遽、神ノ島の東側へ。テンテン漁師も一艘だけ。かすかに鳥が行き来してる。ただし潮の濁りは和具より茶色い。ルアーもチャート系あるいはグリーンのホロ系へ。
AM10:00時前、いやに鳥が集まり出す。と、水深30m。何と、シュモク鮫が姿を現し僕達の船の周りを悠々と泳ぐ。と、その時ミヨシの方の水面で、
何かがベイトを食ってる。全員に「ミヨシへ!」と号令をかける!ジグキャスト開始。ミヨシに陣取った坂田氏、鮑ホロ。その横、Jiging初めて、船乗るの初めての木村君グリーンホロ。その隣、先月初めて青物を釣った神谷さんチャートホロ。その後方スターンには逆境に強い茂平さんブルーホロ。坂田さんボトムタッチからTWOスイング「ドン!」と言う音?と共にロッドティップがグニャリ!「来たぁぁぁ....!」やはり坂田さんが、まずROCKROLLの火蓋を切った。続いてJiging自体が何かも解らない木村君に。グィーングィーンとロッドごと海へ引きずり込まれそうに!「これって何??」と、ロッドをリフトステイしているのが精一杯。よっしゃ!来たぁ!とランディグネットの準備をしかけた途端、後方の神谷さん!{食っ食ったぁぁぁ!」ヤバイ!トリプルヒットや。
いつもの様に?僕の頭の中は、もうアドレナリンで爆発しそう!「冷静に冷静に」と呟きながら坂田さんの一匹目をランディング。上手い、頭をなんなくネットに向けてくれる。「これで茂平さんにも来たらどうしょ、」と思いつつプライヤーでOUTフック。ワラサ一匹目。そして、ど素人との木村君の側へ「すすす凄い引きですね」と。隣の神谷さんもかなりの手応え、ドラッグ音がきしみ始めてる。どちらか先に浮いた方からと指示を出し、超濁り潮から姿を現すだろうモスグリーンの巨体を確かめる。十数分経過した頃、木村君がツインパワー8000H+PE3号+40lbに、ものを言わせ、サーフェイスに引っ張り出したのは、威風堂々とした”初対面のワラサ”木村君を睨み付けてる。2匹目。そして神谷さん「結構引くねって」言いつつ、てこっずってるのか楽しんでるのか、それともあまりの引きに?時間かかってるのか。やっとリーダーが見え始めた頃には、先の2匹は日干し?『いえいえ、美味しく食べる為に鰓を切り、濡れタオルで包んでありますよ』
そして神谷さんも”初対面のワラサ”無事にネットへ。3匹目。しかし群れが小さいのか?この時茂平さんにはヒットせず。が、茂平さんさすが、9回裏で大逆転ホームラン爆発ROCKROLLを。
が、まず一服?そして再度、神の島の水深30mからドリフト。やや北西が弱くなった。凪。茂平さん以外は何と無く満足げな顔をしてる。
「 そらそうやろ、今の所青物では最高峰やもんね。」この3匹、70cm〜66cm4.6kgから4.3kgアベレージです。
で、「凪になった後のスロードリフトは水深40mを過ぎても静かやね」と静観してた矢先、神谷さんが叫んだ「ヒット!」今度はビューンと猛烈に底へ走ったとおもいきや、グィーンゴンゴンの青物とは違い、ビューンビューンと走り続け一気にラインを50m近く出した?その後はビッ!ビッ!と引くだけで結構スムーズにクランクできる。「来た!」頭に8の字や!これまた神谷さん”初対面の本カンパチ”ですは。なんと今期初物更新中の神谷さん。これも堂々とした50cmクラス2.3kgでした。
「イャーもう帰ってもええやろう」と言いそうになったのですが.....。そうや茂平さんまだ釣ってないやん。”ちょっと沈黙”
が、逆境に強い茂平さん、潮止り(AM11:57)の30分前「来てるみたい!」と!ソルティガZ20からスルスルとPE3号が。実は茂平さん、既に単独必勝体制への布陣ありき。何と、グリーンホロにジグをチェンジしてたんやそうな!それがビンゴ!ですは。
坂田さん曰く、「あの人は皆が釣ってない時釣るのよねと。」茂平さん結構魚に持って行かれながら?やんわりとモスグリーンの巨体を船縁に。全員が見守る中、堂々としたワラサをGetし、にっこり!
『魚が針にかかった時のあの身震いがするほどのエクスタシーを全員が感じた瞬間でもある』
「やった、これで全員Get!」です。志摩と海の神々に感謝。が、これで終わりではなく、彼らはこの後、昼休み中も交代でイナダ&ワラサをヒットさせる始末。
詳細は、ワラサ2匹バラシ、イナダ2匹バラシのうち3匹Getでした。
神ノ島東側の「Good Time Rolling」
でしたね。


04/10/11
「青物ポツリポツリ釣れてるみたいねぇ」と、ぶらリ池村君現る。天気はいいし、台風明けやし。しかし、ちょっと潮濁り過ぎが気になりますが?
晴れ。おだやかな海、水温24.6℃。青物、先月も黒森沖で釣れていたので、まずは黒森から。潮はダークグリーン。テンテン漁師さんも、黒森沖水深40m前後に集まってる。朝いちから、やや北風の為、少し沖へ沖へとドリフトする。時折ベイトの反応あるもなかなか食わず。「底あれの後やのに?」潮止まりまで、後1時間半ほど。と、「なんか食ってるって?」池村君。あんまりひかない?すると70cmはあろうか、ヤガラです。「これ刺身美味いんです」と言いつつ優しくリリース。 『もったいないなぁ?』でも、「積善の家に、必ず余慶あり」ですぞ。
で、赤ホロカラーだったジグをチャートホロ120gに変え再度ドロッピング一投目、ボトムタッチから池村流クランク&ストップスイング2回目、水深42m。グィーンとスミス53SLが放物線を描くと共にOCEA1500のスプールが滑る!滑る!止まらない!!!これはひょっとして?リーダー(フロロ 7号)切られるかも。
冷や冷やしながら池村君のやりとりを5分ほど見やってて、水面に見えたのは90cmはあろう体長!「デカイよぉ」と叫ぶ。なんとランディングネットに入ったのは本サワラ。さぁ気をよくした池村君。今度は、やや浅めの水深34mで同じチャート(黄色)ホロの60g+S58SL+ステラ5000に。そしてスイングし始め中層に来た時、グン!グン!グンとティップが猛烈にスイング!さらに底へと猛烈にラインをもって行く行く!すでにステラは悲鳴を上げる寸前!PE2号の水面を切るシャッと言う音も聞こえそうなそうなくらい「ヤバイ!」「止まった!」が、またもや猛烈に走る。
またサワラ?ラインはすでに60m近く出てる。根擦れが・・・・・。今度は猛烈にゴンゴンゴンと引き始める。なんやろ?鯛?ワラサ?全くわからず。10分ほど経過。変らずのドッグファイトが続く。しかし、既にリーダー近くまでリフトして来ているのだが、なんせ潮がかなり濁ってるので相手の姿見えず、僕はネットを持ち右往左往。やっとの事で水面に姿を現したのは、八の字頭のカンパチ!豪快55cm3kgオーバーの本カンパチです。
「いやぁーええ引きやったね」と思うよ?
てなことで、今日は池村君一人のプライベートチャータなので、ま、のんびり行くかと潮止りぎりぎりで神ノ島へ。瀬に近い所ではテンテン舟が一杯。風はこの時点でやや東に。
じゃやりましょうかと、水深35m(超濁り)から。「流木や流れ物多いね」と言いながら池村君とオシアナNR1500の性能がどうのこうのと話しをし、ロッドをラックに入れたままほっといたのが良かったのか?はたまた船のドリフト速度がワラサ風だったのか?良くわかりませんが、そのロッドを取り、しゃくり始めた途端ゴン!ですは。なんか嘘みたい?と言いつつランディングしたのは66cm4.1kgワラサ。ラッキー!
その後も池村流しゃくりで1.3kgの小鯛をGet!「のんびり無欲に釣るのがBESTよ」と池村君。恐れ入りました。
さて、今回も池村君が使っていたルアーは、潮が遅かった事もあると思うのですが、全て角のある物でヒラジグラセンター(黄ホロ.赤ホロ.黒金)、シーフラワー(黒ホロ)80g〜110g等です。でも、僕の経験から潮が飛んでる時はスキルのようなバレットタイプがいいかも?ともかく濁ってる時&深い所を攻める時はチャート系かホロ系かも?ね?勿論、朝.昼.夕でもルアーの色は変えるけど。
ま、お気に入りのJigで、Jigingトリップを。
僕は、ゴールド系や!

         


04/09/11.16
そう言えば、昨年もう少し早く青物釣果等を夏終わり(8月末)に聞いたと思うのだが?
この日、東風強く船越から波切方面には出られず、あえて和具沖に。と、それが功を奏し渋いながらも秋一番の青物を!
黒森沖、なんと水深20m〜30mで多くの漁師がテンテンをしてる。「こんなとこで」と、地元の大南、吉村氏と顔を見合す。
水温26℃、黒森の先から赤石鼻へ向けてのドリフト開始。am6:50、曇り、水深25m。フィッシュファインダーに反応ないのですが、時折ベイト反応とテンテンしてる船が多いので、それを頼りにJiging開始。と、その時、黒森より、一艘のテンテン船1匹目をGet!我々も俄然やる気を出したその時!吉村氏Hit!!! かなり中層より。ロッドティップがゴンゴンしてる。「これは青物やね」と言った瞬間、「あっ!」バラシやぁ。です。で、この後、大南氏はペンペンシイラを1本と、何度かの青物らしきヒットはあったのですが、両氏とも2時間近く粘ったのですが、OUT!です。
そこで、チョット荒れてるけど神の島に近ずくことに。しかし水深40mを過ぎる辺りから波高2m以上になり、さらに10m近い東風も当たり出す。仕方なくもう一度「タカ」よりで和具大島小島の風裏へ。
水深30m前後。なんとなく鳥が僕達の船の周りをスクランブルしてる。ドリフト開始。「来るな」......。その瞬間Hit!コール!吉村氏!潮が飛んでるので、かなりのラインを出してのHit! 「青物?」と聞くと「うん」との事。慎重にネットでランディング。おお、2kgばっかりのイナダ。でも唇の皮一枚でネットに。そこで、二人ともアシストフックを長くし、テールフックも装着。すると越賀沖で必ずHit&ランディング。不思議やねぇ。朝、数回以上のバラシは一体? やはり渋い時、「針は多い目に?」バラシなかったら20匹はいっとったね?
この日の後半、最も良くHitしたルアーがヒラジグラセンタ‐120gピンクムラサキホロでした。他にピンクホログリーン、P−BOY60gブルーホロでした。
そうそうイナダのお腹からはコウナゴ、出て来ましたよ。

さて、話は続きまして6日後(9/16)、この情報を聞いて青物好きG-Lineチーム参上。
うす晴れ、水温26.5℃と少し上昇、やや凪、いいね。今日は全体的にテンテン船はやや沖に、水深的には40〜50m付近。
am6:00ゆるい東風、和具沖辺りから西へドリフト。潮の流れはゆるい。しかし水面のざわつきが読めるのでチャンスと思いつつ、双眼鏡で後方を見やると、なんか水面が、鰯の群れが居る様子!全員に鰯の群れ近ずくよ〜、と知らせる。全員スイングに力が入る。が、何もなく、その群れは遠のく。その直後バウに居た坂田氏からHit!のコール!かなりロッドが絞り込まれてる。「いいぞ!」2kgクラスの堂々としたイナダです。
しかしこの一発のみ。やはり青物の群れ、わりと単独行動かな?
で、再度この鰯の群れを追うことに。すると、移動する間もなくフィッシュファインダーに反応が、すかさずドリフト体制に。ベイトから離れた時が.........と言いつつ、けっこう時間がたつ。「いかんね」と言ってると、スターンに居る茂平さん、筆下ろしのSALTIGA20+4ozベイトロッドがガンガン踊り、ラインが音もなくスルスルっと出てる? 「大きい!」やはりベイトの周りに居る。茂平さん奮闘!しかし数分後、「ピッシ!」と言う音と共にテンションが抜ける。「ああ〜大きかったのに」の声もむなしくルアーごとLOST!「ワラサやね」
その後、潮止まりの0:14分までは坂田氏の一人舞台。釣っては投げ、釣っては投げ、遂に68cm4.6kgのワラサを底からふたしゃくり、ツゥーと言うドラッグ音を奏でながら釣り上げる始末。が、潮止まり直前にドラマが? そうです、Jigingを始めて1年と8ヶ月、様々な戦いを続け、遂に念願の青物をGetした神谷氏、満面の微笑み。「青物の引きは如何でしたか?神谷さん」
この日のTimeオーダーは潮止まりで Lines OUT だったので、ここまで。この時間には太陽も燦燦と輝き、そよ風に。いい日でした。釣果は結局ワラサ1匹に2kgクラスのイナダ6匹でした。ルアーはコモジグ鮑張り120g、シーフラワー濃紺ホロ80g、ブルジグラ鰯120g、P‐BOYグリーンホロ60gでしたが、ワラサをGetした時は5/0のフックを使ってますよ。
で、翌日の金曜日、麦崎に青物の群れ現れたそうです。
さて、僕もイナダを1匹頂き、やや濃い目の煮きり醤油で漬け、てこね寿し。丼で?いただきま〜す。ううう美味い!

 
      9/11        9/16

 

04/08/14
暑い朝です。AM6時現在、すでに気温30度、晴れ無風。
深谷水道沖1マイルの竹ブイ付近で神の島から波切に流れる潮目&浮遊物発見。4〜5回キャスティングするも、なかなか狙いのBullが出てこない。今回チャーターされた北川君&大西君、もう汗ビッショリ!「もう少し太陽が上がった方が出で来るかな」と、言った矢先ヒットコール!艫に居た北川君、少しルアー(ツルポッパー銀160mmに)を大きくして相手の側線をくすぐったみたい。このアベレージサイズ(10kg前後)のシイラ、わりとジャンプ&ランニングを繰り返す、けっこうやる気ありのタイプ。
で、やはり一匹バイトすると来るね。ミヨシに陣取った大西君のスミスエルドラド110にも問題なくガブリ! ライトタックルの為メッチャ楽しそうやけど........?と、一匹をランディングし、残り8匹ほどをリリースするも、この2時間は灼熱地獄のドッグファイト? すでに気温は34度、相変わらずの無風。「ああ〜暑さで死ぬぅ〜と、悲鳴!」少しドライブへ。「こんな時ほど魚居るのよねぇ?」
東へ1マイルも行かない間に、今度はナブラに遭遇。なんやなんやとシイラルアーをキャストするも食わず。ナブラの魚狙ってと指示。40g前後のジグとジグミノーに換えた途端。食うは、食うは、ソーダ混じりの本鰹!なんと小さいこと40cmあるかなぁ〜?それを釣っては投げ、釣っては投げ「リリースね」結構たいへんでした? で、もう暑さの為、全員無気力状態!なんとかせなと思い、暑さをしのぐ為、吹き始めた南風に向かって前進!「こんな時は何をやっても居るのよねぇ?」、
今度はとてつもないのに遭遇。麦崎沖南10マイル、やっと風に当たり暑さ軽減。と、右舷を見るといやに多くの鳥が休んでる?少し鳥に接近「あったぁぁ大流木!」そうです鳥達もベイト待ちなんです。僕は、ゆっくりと50m近く離れクロックワイズ!全員にGO Get`em のコール。途端、まず鳥が騒ぎ出す!同時に何百匹のペンペンが飛び出す。と、その後ろを体長3mオーバー、優に150kgクラスのブルーが時速100kmで猛チェイス!!!!! 「どないなってんねん!誰か、カジキルアー投げろぉぉぉぉ....!」と言っても、誰も準備してないわなぁ。
ええいっ!ほんだらBullでもいけぇ!と、大興奮!『僕だけ???』
ここからは、引っ付いたら放れません戦法&ルアーの速射方!ヒットするのするの!すると北川君えらいふんばってる。これはデカイ!ラインが50m以上出っぱなし。焦らず時間かけたらと一言。すると船の周りに体長2m、20kgはあろうBigBullが悠々と雄2匹。さらに、その周りにはアベレージサイズとペンペンが取り囲み我々を威嚇?やはり北川君がフックアップさせてるので魚が集まり出したみたいよ!
その間大西君は何か?にリーダーから切られてる。そうです、ヤバイ鰆です。が、大西君ジグに替えて釣ったのは30cmほどのシオです。「美味そう!」
で、やっとの事で北川君の相手が浮いてきた時(25分経過)。デカイ!の一言。これはナニロア丸記録更新サイズと判断。しかしフックが掛かってるのは唇一枚の様子。ああ神様仏様、こいつの写真を取ったら火傷させず海に返すからランディングを、と願い下顎にリリースギャフを......かかったぁ!
「ランディング用スポンジ、スタンバイ!」「カメラ、スタンバイ!」「計測メジャー&スケール、スタンバイ!」
ゆっくりと喫水のもっとも浅い同へ、ゆっくりとランディングへ〜重いわぁと言いつつ計量に、158cm16.2kg雌「でかい!」そう、記録更新です。すかさず写真を取り、黒潮ブルーの海へ。全員でギミファイブ!気持ちいい!
ふと船の周りを見渡すと数艘のプレジャーが行ったり来たり。僕達のゲームを見てたようやね。
しかし今回は手の届くような所で、まるで百獣の王ライオンがヌウを襲う様にペンペンを食ってる様、度肝を抜かれました。全員、感動物でした。やっぱり最後に狙うのは食物連鎖最高峰のブルー(クロカワカジキ)やね。
PS
この日も午後からのトローリングでは、100kgクラスのブル−をヒット&ナチュラルリリースしてます。
どうも僕の船はカジキに好かれる様でして、嬉しいやら?怖いやら? 
やっぱ、゙もじ&おっぱ゙が良いのかな?

 

 


 

04/08/07
今日は明日、開催される安乗大会の予行演習?関東からは茂木陽一氏+2名、
そして地元からは中村豪君が。
早朝、少し南の風ややチョピー・晴れ。水温27.2度 まずは近場から攻める。
麦崎沖3マイル「鳥が北から南へけっこう飛んでるねぇ」と、言った瞬間、早くも神の島方面200mに鳥山発見!なんかズボズボと跳ねてる?誰かが「キハダ!
キハダ!」と叫んでいる!風上に船を回すが、鳥の移動早くなかなか追いつけず、スクールも小さい。やや風下からキャスト。しかしルアーを追って来ない。
中村君「5kg〜7kgクラスやで」途の事。 朝から大興奮。
このポイントではBullシイラは出ず、ペンペンのみ。しかし、中村君のリーダー50lbをぶち切る奴はバイトあり。『なんやろ?』
この後和具沖の赤旗へ、しかし、ここでもペンペンの猛烈な攻撃に遭い、苛立ち隠せず。でも、そんな中140cmクラス一匹はルアーを触りに来たのですが.....。その時思ったのですが、茂木氏のキャストシュートの正確さ、これは風上であろうと,風下からであろうとピンポイントで赤旗にチップインです。凄いね!!
さて、今日は11時までに帰港しなくてはならないとの事で、最後片田の竹ブイに、その一番タカに居ましたBullが!又もピンポイントシュートで、まず東京のA氏がアンティアスアルミ70gを、さらに中村君がライブベイト130mmピンクアルミを、そして茂木氏がアワビ張りシンキングを投げた時、ガンと一気にバイト!しかしバラシ。次に中村君ホームグラウンドの利か?なんなく一発でバイト&フックUP&Get!「上手やよう〜食わすの!」サイズは114cm8.8kg雄でした。
その後、東京A氏がもう一匹バイトさせたのですが、竹ブイに巻き込まれルアー事持っていかれる。ともかくベテラン&トーナメント兵なのでキャスティングの上手な事。”勉強になりました”

PS 翌日の安乗大会で19kg、というとてつもない奴、出たそうです。


 

04/06/28
池村君、わけありの方にシイラキャステイングを指導。
が・・・・・・。
この日、6月にしては珍しい濃霧。特に沿岸では視界25m迄落ち、船越から動き取れず、やや鈍る早朝。
しかし捨てる神あれば拾う神あり、か? その船越で「わけあり」の谷口さん初めてのJigingにしては釣るの釣るの。やはり池村君の手取り足取りが効をそうし、47cm900gもある小紋鯖や特大45cmのホウボウを。が、池村君も、この船越水深40m付近でシーフロッグ35gをキャストし続け、殊勲のシイラをGet!しかしフリークキャッチの為バラシ!推定メーターオーバ雄でした。何所にいたんやろ彼は?
かくして船越での待機Jigingは終了。9時過ぎ霧も晴れ、いよいよ大王崎へ「わけあり」の方、シイラ狙いです。ただ船酔するとの事で沖は〜と、云ってたのでこの日は昼までのフィッシングトリップに。
10時過ぎ大王崎東5マイル猛烈な流木とゴミ山!(水温25.2度)これは居るなと感じ流木づたいにキャストするも、こっぱ微塵に裏切られ、全く魚の気配なし?「これだけの潮目&流木やのに?」と思いつつ諦め、更に東へ5マイル。すると細い潮目が南北に、こう言う細めにはブルー(くろかわカジキ)が居るよっと言った途端。また出たぁぁぁぁ!!! 案の定エンジン音を聴いたのかどうか、前方100m付近。推定100kgまでの小型のブルーが大ジャンプ?”今年は何度悪魔に魂を売ったらいいのやら?”
これはひよっとしてキャストで攻められる、と思いデッドスローで潮目に入り静かにキャスト。と、うん?ああああっと言った途端!Bullシイラ(カジキではなかったのですが)の猛攻を受けたのは、やはり「わけあり」の方。猛烈な勢いでPE2号を100m近く出す。彼女、マンタベルトをし初シイラとの大格闘! で、初めてのシイラなので写真を撮ろうと言う事で時間をかける。後リリースの予定?だったのですが。写真を撮り、リリースするにしても彼女にとっては相手が大きく危険との判断。ランディングへ。 そのサイズ135cm12.2gk雄でした。(ドラドS50g鰯)
彼女がファイトしてる時、実はもう1匹、船の周りを回遊してた同サイズの「悲しい目をしてた」雌が居ました。
てなわけで、今回は「わけあり?」谷口晴子氏無欲の勝利?てか。
それでこのシイラ大きかったので僕もフィレットを少し頂き、韓国料理の魚ジュンにし、甘酸っぱい醤油たれをつけ、ホクホクの所を胃の中に。続いてチンチンに冷えた生ビールをグビグビグビと! ああああ夏はこれや! でぇ。

 

 

   

04/06/14
「悪魔に魂を売ってもいい.....その魚がGet出来るなら。」
梅雨の中休みが続く。晴れ。AM5:50既に気温26度。まだ黒潮暖水流は残っているだろうかと、ゆっくりと和具沖からhanapaa秘密のポイントを目指し南下。水温は24度台。相変わらずコバルトブルー色。
今回はキャスティングでシイラ。STAND UPライトトローリングでマーリンを狙う為、池村君の
プライベートチャータ。というのも彼は2年越しでマーリンを狙っており、昨年もこの時期80kgクラスをヒット。しかしフックアイからラインブレイク。そう、フィッシングトリップofリベンジなのである。
1時間ほど経過hanapaa秘密のポイント前2マイル付近。愈愈アウトリガーをセット、悪魔に魂を売ってもいい?1日が始まる。 アウトリガーロング&ショートに30lbライン。スティンガー&ショートショートに50Lbラインを。このダイヤモンドパターン&ハードアウトリガーは長年僕がハワイで、デッキハンダーとして経験して来たパターンで、これがよくはまるのです。 やはり6ノットのトロールスピードで流すやいなや、ポンポンと丸ソーダがヒット。
このアウトリガー両サイドには囮、あるいはシイラ用としてティザー付のスモールルアーを。センターのショートショートには、過去、志摩半島の記録サイズ(ブルー536lb)をGetした時のルアーMOLDCRAFT Hooker8黒緑を。スティンガーには、この時期よく飛魚の子をブルーが追いかけるのでコナヘッド飛魚カラー120g×200mm×45mm×25mmを使用。
ゆっくりと、そしてどきどきするDOWN UNDER。時折あたる潮目、ぽんと水温が24.3度に。しかし無音。さらに鳥の通り道にもあたるが無音。
かくして北緯34度ラインを過ぎ第3パヤオ、さらに第2の周り半径1km〜15mまでをトレースするが全く魚の居る気配なし。「こういう時は要注意」
そこで昨年COMEOFFした大王崎の南東のポイントへ。すると僅かに鳥が。何気なくその横を通過するやいなやBAN!という音!アウトリガークリップが外れる。Penn30SWのクゥーンという音と共にスターン後方60〜70m付近でトッポなドルフィンがジャンプ!「池村君〜んヒット、ヒット!」池村君寝ぼけ眼でキャビンから飛び出す。早速ドルフィンと10分ほどののイージーファイト。なんなく1mクラスをウォーターリリース。
そんなアクションが2〜3回続く。これは周りにおおきのが居るなと直感。逆にスティンガーのルアーを小さくし、ティザーを付け、昨年もヒット〜ラインブレイクした小型(浜島漁師メイド直径17mm×140mm銀ホロバレット型)のルアーにチェンジ。リベンジなるか?
大王崎SE15マイル地点。いやに鳥がラウンドしている。「ベタ凪。」と、その中に入った途端!「いったい何が?」ピッシッと切れる音!スティンガーの ラバーバンドが切れたと同時にTag Weightがスッコンーと落ちてきた。僕は雷に打たれた様にフライブリッジから後方を見る!地獄の底からドバッ!と顔を出すかのように出たぁぁぁぁぁぁぁぁ!マーリンやぁぁぁぁぁ!の叫びを!!! すでにPenn50SWのクリック音は強烈な金属音に!ラインはみるみる潜る?ガバナー全開!速度も10ノットに!何秒走ったろうか。僕はコックピットに飛び降りポンピング開始。と同時にミヨシに居た池村君にマーリン!マーリンと叫ぶも池村君何が食ったか分らず右往左往?50lbラインがどんどん沈んでいく。「これは潜るぞ」と直感。ドラッグが滑る状態、約5ノットでマーリンを離す。「確実にフックアップはしてる!」 
一気に全てのスキルを片付け、アウトリガーもSET DOWN!さぁ、何も分からず池村君ROCKROLL開始!PowerPlayベルトをがしっとSETし、池村君いくよう!とジンバルノッチへロッドを。相変わらずクゥーピッシピッシ、クゥーとラインが沈む。池村君以外と上手くポンピング&クランクを繰り返す。相手は大きくない。”悪魔に魂を売ってでも捕りたい”30分は引っ張ってる。「沈む前に上げよう」そう思った僕はエンジンをニュートラルに。 BINGO! 
ランディング用にステンでガードされたもっとも喫水の低い胴に寄って来た。見事なパープルブルーの縞、胴まわりは60〜70cmはある。弱ってるがビリーバットとシャークハンドギャフをスタンバイ。来た来た来た!
この時点でやっとマーリンだという事を池村君、認識。
ダブルラインが見えた。慌てずに巻け、と指示。池村君をゆっくりとミヨシへ。リーダーを掴んだ。グローブに200lbリーダーが食いこむ。どうする?ビりーバットをお見舞いするか?それともギャフを打つか?一瞬、頭の中が真っ白?でも僕はビル(ツノ)を持ってエエイッ!と、またゴボウ抜き!
その後、この2m以上もあるマーリン(ストライプド)にビりーバット一発!まで、どれだけバウデッキで暴れたかは、僕の青痣をごらんになれば想像がつくはずだと思うけど、けっしてこの様なランディングはされないように、命がいくつあっても足りませぇん。さぁ、この後は写真会に、ギミファイブに、子踊り宴?。しかし興奮さめやらず相変わらず呆然自失!
2m48cm59kg(キャスティングに持って来いの?)と小振りながら、れっきとしたストライプドマーリン雄(マカジキ)。これこそ悪魔に魂を売ってでも捕まえたいスピーシーズ「カジキ」です。
この時期、毎年この大王崎で、このサイズに出会います。
6月迄だとやや錦方面にて遭遇するサイズですね。
食物連鎖の最も高い位置に居るこのスピーシーズを捕まえるには、誰かがおっしゃったように [運・勘・根]と三位一体の努力を。だそうです。
そうそう、このカジキどうも剥製になるらしい?池村君が車に積んで、そそくさと帰りました。
トランクから"角"をだして。

                    標本


04/06/10
やっと僕達の「初鰹」です。
前日からの海況予報で、台風4号の接近もあり黒潮が著しく北上。北緯34度ライン、大王崎南20マイルに接近!「これは鰹、絶対に来てる」と、直感。
いつもの様に黒森をAM5:00に通過。夏っぽい、どんよりとした蒸し暑い朝。無風。と、和具沖にて、既に水温25.6度。海もコバルトブルー。まさに黒潮カラーです。
僕達は全速で、先ず和具沖hanapaa秘密のポイントへ。其処にはカタクチイワシの群れ&群れ!水温も25.8度。すかさずキャスティング開始。しかしベイトは山ほど居るのですが鳥が居らず、追われている様子もない。
これは「潮道底当たり」のパターンやと判断、ライトトローリングにスイッチ、第3パヤオに進路向ける。すると前方に鳥の群れ、しかし動かない?サーフェイスは鏡のような凪。ゆっくりとその側を6ノットで過ぎ去ろうとした時、BAN!BAN!BAN!と3連発でアウトリガーロング&ショート&スティンガーのAFTCO Clipsがリリース!同時にPenn30STWとSENATORS114のクリック音が猛烈な金切り声を上げる!「来たぁぁぁ!」30Lbラインがグングン潜る!鮪か?スローダウンしポンピング開始するが、
しかし3本のロッドにヒット!同乗したのは杉本氏のみ、「二人で3本?」そんな事ゆうてられへん、兎も角Getやぁ〜!と、コックピットは大パニック?それもそのはず、なんとコバルトブルーの中から姿を現したのはBULL黒潮鰹7kgサイズ!1本目、2本目、と慎重にゴボウ抜き。全長60〜70cm余りの巨大なスピードランナー、BULL AKU の巨体が......コックピトに。途端!「初鰹やぁぁぁ!」と、咆哮を上げる。最高の気分!それもBigONE!まさしく「黒潮トロ鰹」です。
こうして僕達の初鰹は終わる?と思いきや、どっこい! この後、恐怖の黒潮本流(流速3ノット北北東)に入ると、更にBIGONEが。水温26.1度。通常なら6ノットのRPMなのに8.5ノットも速度が出てる。黒潮本流は不気味?でも、単発で7kgサイズがHit!嬉しいやら恐いやら......?
てなわけで、もうええやろうとゆっくり黒潮本流から外れ、進路を北西にかえた時スティンガークリップが、又もBAN!と音を立て、Penn30STW&MARINER STAND UP5.5ロッドが弓なりに。勿論、クリック音はキィーンと高音に!「今度はデカイ!」と察知!そのままでラインを出す。既に100m近くが。クランクするがハンドルから伝わる重みが違う?クランクする度に30Lbラインがピリッ!ピリッ!と言う音を立てる。ものの20分程でタモに入ったのは74cm8kgの威風堂々とした「黒潮本流トロ鰹」でした。これ僕達の"初「勝魚」鰹"ねと、胸をなでおろす自分に賞賛を。それと幸運な事に今年は[
閏年]、5月が二回あったので待った甲斐がありました。てか?
さて、参考までにですが、トローリングルアーヘッドは8mm〜10mmの夜光貝。それとYO-ZURIのイカカグラ1号細銀に銀色のタコがよく食います。
いやぁ、
このトロ鰹の美味さは筆舌に表せないです。と言いつつ身は鮪の様で、油バリバリ!血ぐみは葫入り味噌たたきに。身は刺身&カルパッチョマヨネーズ。「全て生ね」3日目からは、甘垂れ漬けの身をアツアツの御飯で。これに首っ丈。
"鰹釣りましたぁぁぁぁ!"『海の神様に、深甚の感謝をここに』
あっ、忘れてた。この時十百シイラ120cm11kgクラス×2匹をリリースしてます。シイラも居るよ!

                    



04/04/17
鰹はまだかいなぁ〜と、思いつつ、今日は「夢」のヒラマサを狙いに。夢? そうなんです。実は1ヶ月ほどの、この時期。大王崎と志島のオオシキに、毎年ヒラマサの15kg〜20kgクラスが入るんですよ。これです!
AM6:20 遂に1回目のトリップ開始。大王島とオオシキに山当てをし、潮上の切れ目から攻めてみる。水深は27m、瀬のかけ上がり。勿論遠投斜め引き。ただ、2日前に降った雨で、やや濁りが入ってる。気になる。中村豪君は、リーダー25号×PE5号+正宗グリーン金200gをブンブンスイングする。勿論シャクリは、ヒラドジャーク? なる君は、キラージグ120gホロ。僕は、バタフライ160gグリーン金を潮が止まるAM10:55まで、何度も何度も水深20m〜40mを執拗にトレースをするが。
この巨大なヒラマサ、毎年オオシキに入っても数匹、それだけに、それをジグでロックオンするのは至難の技。あるいは「幻」?しかし中村豪は「必ず取ると豪語!」いいでしょう、狙いましょ!
夢のヒラマサ・フィッシングトリップ1回目は、敢え無く午前中に終った。が、朝一、僕のヒラジグラセンターピンクホロに、ドスンという大きな当りがあった事は伝えておこう。

その後、僕のもう一つの願い。太刀魚ジグギングへ。勿論、太刀魚釣りエキスパート中村君のレクチャー付き。
国崎沖水深37mで難無く太刀魚を探し当てる。「潮の境目を探す事と、上潮の時はタカへ。引き潮の時は沖へ移動するそうな」
さぁ、ここから中村君の太刀魚ジギングゲームの真髄が。フィッシュファインダーには、鯵の群れがボトムにぼんやり台形状に集まってる様に見える反応。これだそうです。で、中村君そう言うやいなや、釣るは釣るはの大車輪。僕達が1匹釣ってる間に4匹は釣る有り様。そして一投目のホールで必ず最初に釣る! 中村君「なんでやねん」と言うと、ニヤニヤするばかり。ま、極意を教わるには、「
師匠の背中見とけ、」か。
其処で、僕なりに分析してみると、必ずと言ってホールで食わしてる。ホールする時、必ずサミングしてジグを水平にしヒラヒラさせてる。少しでも当りがあれば大きくあわす。ボトムから中層まで追わす&止める。誘いの極意はリズム。かな?
後は数こなす事が一番ね、途の事です。奥深いでぇ!
それと食い変らずなんで、必ずリーダーは20号前後を1m付ける事。それと、トレブルは細めのを、これはフリークキャッチ(スレ)が多いので、必ず。この日のジグは、中村君がメジューム160gグリーン金センターバランス。僕となる君はバタフライ160g赤金とグリーン金テールバランスでした。
で、釣果は1時間半余りで、指5本半を筆頭に25匹。この日は14時までに帰港の為、そうそうに切り上げたのですが、続けていたら100匹は行くで、と、中村君。
さて、この太刀魚ジギングの感想なのですが、如何探して、如何食わすか、如何活性上げるか。と、非常にゲーム性の高い釣りみたい。
SMITHフィールドテスター中村豪君とファイヤードルフィンお勧めのジギングゲームですぞ。
で、この太刀魚どれだけ美味いか!絶句!刺身は、この時期のみ途の事で、中村君お勧め、炙り刺身。これ絶品!塩焼き、これも最高!煮付け卵持ち、これも最高!いままで食った、どの太刀魚よりも美味かった事。そして太刀魚ジギングの面白さ、忘れらません。
深甚の感謝をここに。
鰹も食いたいいいいい!

                 




04/02/07
■それぞれの初釣り■


初釣り最終組みは、大潮狙い。しかし青物の苦戦中のためと念押し。しかし藤澤君、「大潮ねと」駄目押し→Jackpotフィッシングトリップに!AM6:30分。寒いでぇ、と言いながらゆっくり黒森を抜け水深60mまで。西風の為、ドリフトラインは殆ど神の島のタカ、鳴神島へ。風も思ったより弱く潮飛ばず。フィッシュファインダーには、ソコソコベイト反応あり。(水温14.6℃)
しかし2時間ほどドリフトするも底物のトラギスや小エソのみ。そうなんです。AM7:10分の潮止まりに入っていたのです。
そこで藤澤君は何をしたと思います?なんと3月末の海外遠征の為のトレーニング? GTロッド&ステラ10000番にカーペンターシーフロッグ170mmをキャスト!その横では山ちゃんが、6ozロッドで300gのジグを?Deepjigingの練習だそうな?
と、その時キャストしていた藤澤君にHit?釣れてます。ルアーより小さい”ハリセンボン”が! ハァハァハハハ〜の大笑い!
へんやで真冬に。「ねぇ?」
そうこうしているうち、セプテムチーム同行2回目の堀さんは黙々とジグッてる。AM9:30分、ふと上空を見ると鳥叉鳥!鳴神の方を見ると、何千羽の鳥山が向かって来るではないか!やばい!まるで「鳥」のシーン?(ヒッチコック制作)その横を和具お馴染みの三善丸、テンヤ丸が猛然と、それをホールドしてる!我々はその通リ道に居るので、冷静に?冷静に?遠投フォール&ジャークを開始!
「さぁ〜和具爆裂鳥山迫撃!戦闘開始やでぇ!」しかし、何度となく鳥山に近ずくが食って来ない?と、3度目の鳥山に入った瞬間、バウに居る藤澤君ヒットォォォ!ゼナックFS48-4ロッドは弓なり、テップは直線状態、ステラドラッグはスルスルっと滑っては止まり、なので、確実に青物?大きそう?久しぶりの青物。慎重にやり取り、ドラッグテンションを弛め時間を架ける。が、10分程たったその時、スポンとラインが抜けた?ああぁぁぁ痛恨の痛恨のバラシ!口惜しい!なんとリーダーとの結束部分を残しリーダーから下は無し。 鳥山在れど、かなり渋いバイトコンディションやのに.......。 しかし、そんな事ゆうてられへん。「青物苦戦中!」
ちょっと渋いコンディション?なので戦法を変え、鳥山のエッジにポイント絞りBigOne狙い。神の島水深83m(水温15.4℃)その時は来ました。スタンでスイングしてる堀さん、突然重いぃぃぃと叫んだら、オシアNR1500のスーパードラッグがスゥーと音も無くシャンシャンに滑ってるやん!堀さんスプール触るなぁと叫ぶ!しかし堀さん耐えられない!なんせロッドはライトタックルMAXJig80gPE2号対応、JIGONE562やもん?
それって僕のロッドやない???
これもバラシたらどうしょう。薄氷を履く思いで15分経過。堀さん、ポンピング&クランクは慎重に。やっと40lbリーダーが、さぁ〜ゆっくりと水面に浮かんで来たのはやっぱりモスグリーンにイエローライン!アベレージサイズ!ランディングネットを持っているのは、どうゆうわけか山ちゃn?一発でランディング出来るか? 嗚呼嗚呼!するりと抜けられた。やっぱり1回目失敗、ヤバイ! 堀さんに頭をこっちへと指示! 入ったぁぁぁ!安堵叉安堵。山ちゃん一言。「ネットより大きいもんやて」?
堀さんも初の鰤、堂々の81cm7.5Kg。「勝因は一本針」この鰤の一番硬い上顎の奥にかかってました。
で、何気なく写真撮影してると、山ちゃん来てる来てる。凄い、滅茶苦茶〆る〆る、ポセイドン4oz
ロッドがゴンゴンしてるよ!なんやこれもデカイ!中層でも引く引く!青物?いや着底直後、来た途の事。しかしその後イヤに生態反応弱まる?へんやね?恐いねぇ?と言ってると、なんかピンク色が?そうです真鯛です。しかも馬鹿デカ真鯛!すんなりランディングしたサイズは、叉もネットより大きい71cm6.2Kg!すすす凄い!
これ、「ナニロア丸鯛部門」記録更新です。やったねぇ!で、この二人のジグは全てピンクホロ/グロー直方体、ヒラジグラセンターとコモジグ100g〜120g。
それで、これだけでは終わらず、今日はセプテムチームの底力を更に見せつけられる始末。午後2時過ぎ、天気予報どうり西風が9m近く吹き始めチョピーコンデションになった為、帰港へ。しかし黒森水深60mの瀬で凄いベイト。フィッシュファインダーは真っ赤か!すかさずピンポイントフォールでスタンから堀さん、胴から山ちゃん、バウから藤澤君等がスイングし始めた途端!ヒット、ヒット、ヒット!全員がヒット!とりわけ堀さんのがデカそう!ダイワSGGAME60S-3がギュンギュンに撓り過ぎ、ホールドスタイルをスタンダップに変えるほど!時間かかりそう?引きは、やはりグイグイ引き!なんやろう?その間に藤澤君ガシラ30cm、山ちゃんマトウ鯛40cmをゴボウ抜き。
相変わらず堀さん、ロッドの撓りが尋常ではない。ツインパワー8000のドラッグテンションを下げ時間を架けるが、今度はスピニングタイプの為、リフトは容易なのだが、どうも相手が寄らない?余ほどやる気があるらしい。上層に来ても再度〆こんでくる。これは? 
「まだジギングを始て間も無い(3回目)堀さん、こんなファイトを味わうとヤバイねぇ?そんな訳で、僕の口からは何も言えません。上手いとか下手やとかは」
やはり10分以上経過し、ゆっくりと寄って来た。が、まだ頭を振る!全員が見守る中、姿を現したのは、叉もやピンク!そう、この日2匹目の馬鹿デカ真鯛!68cm5.6Kg!相撲力士の優勝やないんやから。しかし、それに匹敵する八面六臂の堀さんでした。
この鯛、スティンガーバタフライピンクホロ110gのアシストフックを一つ頭に引っ掛けててねぇ〜やる気満万時速100kmの突進食いやったのかなぁ?と、まぁ見事良型の真鯛に鰤と、初釣り最終組みは優秀の美を飾りました。
でね、大きい方の鯛、僕く頂いちゃいまして、鯛シャブ、兜煮、ソテーのバジルソース和え、中おちの塩焼き、鱗のから揚げと内臓塩漬けこのわたと鯛の子煮付け、です。勿論御相手はチンチンの辛口白ワインorロマネコンティ。そして、僕、お気に入りのシェリーSANDMAN。
嗚呼嗚呼.....
舌に転がる鯛の味は、如何なる物を持っても表せない、この世の物とは思えない美味さ!ですは!?
鯛は、もう桜鯛ですか?
さぁ、この後2週間ほどは、ナニロア丸のメンテナンスブレイク。

      2/07

 

 Writings by 船長 祝春樹 

 

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